どうも、かずみんです!
今回は、「時間と空間を操る『量子力学的』習慣術」という書籍を読了したので、要約と感想をまとめていこうかなと思います。
本書は量子力学をかじったことがない人にもわかりやすく「フォトン(光の素粒子)」や「ゼロポイントフィールド(何もないのに、エネルギーに満ちた場)」といった表現を使って、「どうすれば最高の結果を出せるようになるのか?」を解明してくれます。
要点を最初にサクッとお伝えするなら…
1.自分のメンタルを整える
2.空間の振動数を高める
3.時間の密度を高める
という感じです。
この3つについて深掘りされた本、ということですね。
こういった本を読むたびに「やっぱり、自分のメンタルを整えることを優先するのは間違いじゃないな」と確信度が増しますね。
「集中して物事に取り組みたいけど、どうもうまくいかない」
「ゾーン状態に入る頻度を増やしたい」
「自己実現をするために自分や環境を整えていきたい」
そんなあなたは得られるものがある一冊です。
というわけで、ここから本書の要約と個人的な感想を書いていきますね。
ちなみに、量子力学の専門用語をバシバシ使うのは少しわかりにくい部分があるかもしれないので、自分なりに理解したことをかみ砕いてお伝えしていきます。
よろしくお願いします^^
「時間と空間を操る『量子力学的』習慣術」の要約
本書では、脳には3つの段階がある、と述べられています。
それが、「人間の努力レベル」「人間の天才レベル」そして、「神ってるレベル」です。
人間の努力レベル:
やり始めると、突然伸びる段階。脳内では神経細胞のニューロン同士がどんどん繋がり、シナプスを作っていく。繋がるほど賢くなり、運動もできるようになるが、回路が複雑に広がっていくと伸びなくなる。比較や競争、焦りなど余計なことを考え、集中できなくなる。
人間の天才レベル:
「量子脳」という仕組みへ移行する。電気回路をどれだけ繋げられるか?どれだけ細かい網の目状の回路が作れるかで賢さが決まっていたが、その電気回路を丸ごと覆っている「水全体」を使うイメージ。
神ってるレベル:
自分の能力を超えた状態。たとえるなら、自分の脳はスマホ(個人の端末)で、それがインターネットに繋がっているイメージ。「直感ダウンロード」的なことが起こる。アイデアが湧いたり、ひらめきの行動がうまくいったり、ピンチの時に救いの手が入ったりする。
本書では、どうやったらこの「神ってるレベル」まで到達できるのか?が書かれていました。
そこで先ほどの3つをもう一度。
1.自分のメンタルを整える
2.空間の振動数を高める
3.時間の密度を高める
まずはこの3つについて順に要点をお伝えしていきます。
自分のメンタルを整える
まず重要なのは「自分を認めること」から。
自分を認められるようになってくると、自信が満ちてくるようになります。
その説明が本書であって、なるほど!と思いました。
P161~該当部分に書かれているのは「他者からの評価は自己評価の10分の1」というもの。
周りから「よくやった」と褒められて+1されても、自分が「まだまだダメだ、認めてくれ」と思った時点で-10追加され、結局-9の評価になってしまいます。
なので、「もっと認めて!」と行動するほど-9が自分の中にたまり、行動するほど苦しくなる…というカラクリだそうです。
ところがどっこい、自分を認めるようになると、常に+10から始まるので、たとえ他者からの評価で多少マイナスがついても、自信の方が上回り、行動すればするほど自信が満ちてくると書かれていました。
まずは自分を認めること。大事ですね。
そして、その土台があったうえで大事なことは、「ポジティブな感情でいる時間を長くする」ということ。
自分の感情によって、現実に物質化されるものが違います。
ネガティブな感情ならネガティブな事象が目の前に現れやすくなり、逆にポジティブな感情ならポジティブな事象が目の前に現れやすくなる、ということです。
さらにいうと、長時間思ったり、強く思うほどその物質化されるための目に見えない粒(フォトン)の量が増える…とのこと。
これは目標達成にも使えるそうなので、「強く、長く想い続ける」のも大切です。
メンタルを整えるためにも、自分を認めること。そして、なるべく長時間ポジティブな状態でいること。
ぜひ意識してみて下さい。
空間の振動数を高める
いくつか手段はありますが、
・落ち着く音楽をその空間に流す
・観葉植物を置く
・毎日その場所に「祈り」や「感謝」といった振動数が高くなる言葉を重ねて空間を育てる
といった方法を用いて空間の振動数を高めていきます。
神社や緑が豊富な場所にいくと心がスッキリ整うのは、空間の振動数が高いから。
自分の部屋も、振動数を高め、育てていくことで高いパフォーマンスを発揮できる空間に作り上げることができるとのことです。
時間の密度を高める
地球時間は単なるルールであって、脳の中では「認識した量」を「時間」としてカウントします。
「集中」や「楽しい」という状態によって、同じ時間でもめちゃくちゃ濃密な時間を過ごすことができ、私たちが認識している地球時間とのズレを作ることができると本書では書かれていました。
たとえば、二泊三日の旅行から帰って来たとき、出発した三日前が一週間ぐらい前に思えるような経験ってありませんか?
他にも、仕事などをやり終えて、パッと時計を見たら思ったほど時間が経っていなかった…みたいなこととか。
それが、「時間の密度を高める」ということです。
集中し、ゾーンに入るための量子力学的方法
全ての注意を対象のものに注げる環境を作ることが大事、と書かれていました。
今自分は、何割その対象のものに集中できているか?です。
集中がそがれる要因を見つけたら排除していきましょう。
また、自分のメンタルを整えることも大事です。メンタルを整えれば、意識をコントロールしやすくなり、全集中しやすい自分をつくることができます。
さらに、図書館など、周囲が集中している空間は「集中」の振動数になっているので、それを利用して自分も集中力を高めることができるようになります。
集中のさらに上にある、いわゆる「ゾーン状態」に入りやすくするためにも、この「高い集中状態」は必須です。
その他、「楽しい!ワクワク!」の状態でいること。さらに、「自分を活かす」ことで、意識的にゾーン状態に入りやすくなると本書では書かれていました。
「時間と空間を操る『量子力学的』習慣術」感想まとめ
やっぱり、自分を受容し、自分をポジティブな状態にしておくことは、量子力学的な観点からも必須なんだという気づきを得られました。
自分の価値観の土台が「受容」なあたりとか、ストレングスファインダーで「ポジティブ」が1位の私にとってはめっちゃ頷けるし、確信が持てた感じがあります。
また、早朝や深夜、一人で作業しているときにグッと集中モードに入りやすい理由も、「自分の注意をそがれることなく、全集中で作業モードに入れるからいわゆるゾーン状態に入りやすくなるんだ」とあらためてわかり、目標志向&達成欲上位の自分としてはそんな環境を意識的に作っていきたいところ。
「目標を実現する達成を高めるために、長く強く想い続ける」というあたりも、未来志向&目標志向で取り組んでいけそうと思えたので、結構自分の強みに合う成功法則の本だったなという感想です。
うん、読んで良かった!!
今回の記事では本書の要点を軽くまとめただけなので、「もっと詳しく読み込みたい」というあなたはぜひ、直接手に取って読んでみてくださいね!^^
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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